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学者への誤解 [雑感]

 学者という立場の人たちは専門的な知識には豊富だが、それ以外のことに疎く浮き世離れしている、と評されることが多い。しかしこれはまったくの誤解だ。
 学者といえどもほとんど一般の社会人と変わらない。どんな仕事をしていようと、自身が関わっている仕事に関した知識を学んでいる。学者も同じように自身の研究分野に関する知識を学んでいるに過ぎないわけで、その内容が一般の人たちには理解されにくいことから、なにやら自分たちとは違う特殊な人種だと誤解されているだけである。
 学者には奇人や変人が多いとも思われているが、一般の会社員でも同様だ。パワハラやセクハラも、学者の世界であろうとなかろうと見られるものである。
 会社員が才能だけでなく、人心掌握に長けていたり、うまく立ち回ることによっていい地位を得られるように、学者も業績の他にそれらを身に付けていないと学界では埋もれてしまう。嫌われ者が書いた論文は難癖をつけられて拒否され、つまりはそんな感情によって審査結果を左右させる査読者もいる。権勢を有する教授の論文は欠点があっても受諾され、何も持たない者の論文は些細な欠点でも拒否の理由とされるのである。
 学者としてそれはどうかとは思うが、そう思ってしまうのも、学者を特別視しているからだ。どんな世界であれ、良くも悪くも、微妙な人間関係の中に成立している。

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