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勝手な編集と解釈 [雑感]

 なんとも遠山美都男著『蘇我氏四代の冤罪を晴らす』への憤懣が収まらない。
 憤懣の理由は前日の記事に書いた通りだが、表現を変えると、ソース(この場合は『日本書紀』)から自分に都合のいいような形で切り取った情報のみを提示して自分に都合のいい解釈を作り上げて開陳するという作業が、あまりにも卑劣で、学者としての資質と良心を疑わざるを得ないからである。
 新書を手にする多くの読者が『日本書紀』を確認することはしないと高を括っているのだろうか。遠山氏の学位論文は目にしたことはないけれども、まさかこの新書のような自分勝手な態度で史料を扱っていたわけではないだろう。おそらくは新書だからと、その読者を舐めて奔放に書いたのだろうと思う。
 ソースを恣意的に切り貼りし、特定の像を作り上げて結果的にその読者に偽の情報を植え付けて洗脳してしまう現今のマスコミと同じ姿勢を感じ、遠山氏への憤懣は倍増されたようでもある。
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